恐怖の世界
注※怖い話ではありません、笑。
以前からわかってはいたのですが、ダンナは潔癖性&神経質だということ。
一緒に暮らし始めて改めて感じたことは、それがかなり潔癖性&神経質だということ、笑。
ワタシがどちらかというとずぼらな方なので、理解不能の連続。
冬場人混みに行く時は、風邪をひかないようマスク必須。
出かける時は冬でも、虫に刺されないよう虫除け必須。
確かにダンナは虫に刺されやすいのだけど、引き寄せるかのように、笑。
出かける時、晴天以外は折りたたみ傘持参。
ちなみにワタシは、多少の雨なら濡れてしまいます。。。ダンナはちょっとでも振ると道を歩く人がほとんど差してないのに傘を差し始める。
夏場に出かける時は、顔ふきタオルと、寒かった時用に長袖を持って行く。
こんなダンナなので、出かけるとなるとカバンいっぱいの荷物を持つ。
そしてワタシはほぼ財布・携帯・ハンカチのみ。
対照的なのである。
というか、言えば大抵のものは出てくるので、ワタシが持つ必要がないので。ドラえもんのようですね、笑。
まぁ、ここら辺までは、用意が良いと言うことでやってる人も多いし、便利なのだけど。
車に乗っている時、前の車が信号青になったのを気づかずに止まっているのに、ダンナはじ~っと耐えて待っている。
「プッて鳴らしたら?」
「ガラ悪い人が降りてきて、鉄パイプで窓ガラス割られるからイヤ」
「・・・」
多分、その時そんなニュースを見たんでしょうな。
確かにそういうこともあるかもしれないけど、かなり確率は低いと思う・・・。
あと、ダンナはカビに脅かされている。
確かに、うちは築20年のぼろアパートなので、カビは生えやすい。ちょっと油断するとお風呂場なんかはすぐやられる。もうきっと、しっかり根付いちゃってるんだろうなぁ。
それが、ダンナの中では驚異となっているらしい。
引っ越す時も、あまり家にいちゃいけないと言われた。
仕事をして欲しいという意味かと思ったら、うちにはカビが充満してるからずっと家にいたらカビをたくさん吸い込んで肺炎になる、ということらしい。
しかし、ずっと閉めっぱなしにしてる訳じゃないし、換気してれば大丈夫だと思うのですが。
ちなみに、その当時、家カビで肺炎になったというようなテレビをやっていた気がする。
また、うちでシチューを作って、1時間ほど置いておいたときのこと。
早くしまえしまえとうるさい・・・まだ冷めてないから冷蔵庫にには入れられないというのに。
「あ~、悪くなるよ。もうカビはえてるよ。」
「1時間でカビ生えるかい!」
が、ダンナは生えてると言ってきかない。
ちなみにワタシも食事が不衛生なのはイヤなので、冷めたらちゃんと冷蔵庫に入れるし、あぶないと思ったモノは多少もったいなくても捨ててしまいます。ここら辺は職業柄、一般家庭よりはきっちりしてると思うんだけどな~。
こんなことがある時ワタシは、ダンナは何事もオーバーにとらえすぎなんじゃないかなぁ、と思うのです。
情報に流されやすいというか。
こう考えると、2人の目から見た世界はずいぶん違うんじゃないかと思えてきます。
ダンナの目から見た世界は、常にカビや細菌、怖いお兄さんや、テロリストに囲まれていて、ずいぶんと恐い世界なんだろうなぁ。
いや、その世界の住人にとっては、それが当たり前なので、普通なのか。
ただ、ずぼら世界からやってきたワタシには少々窮屈・・・まぁ、対照的で、ワタシが気づかなかったところにも気づいてくれるので、釣り合いがとれているとも考えられますが。
しかしそのうち、もうちょっとダンナをこちらの世界に取り込たいと目論んでいるのですが、笑。
確かにワタシも某テレビ番組でこんな症状は隠れ病気のモト、なんてのを見ると、次の日にはワタシ病気かも!なんて言っちゃうので、人のことは言えませんけどね。